メニュー 閉じる

『永遠に失われた祝祭、バレエ・リュス』(再演)

「自分には才能がないこと」を「他者の才能を見抜く力」にすり変え、鮮やかに時代を編集した20世紀最大のペテン師セルゲイ・ディアギレフ。彼の率いたアーティスト集団をバレエ・リュス(ロシア・バレエ)と呼ぶが、一度もロシアでの公演はない。プロデューサーがアーティストに勝利する現代的な構図の先駆けとなった天才同性愛者の手腕と秘密を、そのまわりの芸術家ごとみていく。コンプレックスがアドバンテージに、傷が個性に、不能が多産に、変わる手品を目撃したい。
(6/28大阪公演の再演)

2011/10/15(土)
会場:東京都現代美術館 第2研修室
講演:14:30〜16:30

関連記事