“一切”…ひときれとすべて、”無数”…数がないこと(零)と極端に多いこと。ヒンドゥイズムはそんなことを実感させる。インドという国の持つ現実原則の柔構造を念頭におきつつ、その背景にある宗教と文化について考えたい。サリーの汎用性、循環型の時間軸、ポップに描かれる神々、カーストという古い制度など、「インド人もびっくり」の意味を探っていく。2011年11月の再演ではあるが再編集を加える。中庸がない、という究極の中庸の体をもつ悠久の国への誘いである。
2013/10/04(金)
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第1会議室
19:00〜21:00