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MAIL MAGAZINE ARCHIVE

 

2018年

vol.80 2018年4月号
■地つづきの彼岸 ー松伯美術館 上村淳之展 ~花鳥風月~
■西田哲学と生命科学のダイアローグ ~池田善昭 福岡伸一 『福岡伸一、西田哲学を読む』

vol.79 2018年2月号
■世界を変えるのは弱き者か 映画『希望のかなた』アキ・カウリスマキ監督
■船旅という揺籃 ~和田博文『海の上の世界地図-欧州航路紀行史』


2017年

vol.78 2017年11月号
■ドラコニアの胞子 ~『澁澤龍彦 ドラコニアの地平』世田谷文学館
■はじまりのハンドブック~『月のかぐや』JAXA(宇宙航空研究開発機構)

vol.77 2017年9月号
■面白さのむこう ~国立西洋美術館『アルチンボルド展』
■珍しく小説を読んだ。珍しい小説だった。~飴屋法水『彼の娘』

vol.76 2017年6月号
■世界をつなぐ技 ~国立民族学博物館(大阪) ビーズ展
■孤独の美学 ~長沢節『大人の女が美しい』

vol.75 2017年4月号
■NO LIVE ,NO LIFE
■飲食店もライブである ~江弘毅『いっとかなあかん店大阪』

vol.74 2017年2月
■扉二フレル 〜“生きているミュージアム” 二フレル
■処世術は自然が教えてくれる 〜稲垣栄洋『身近な雑草の愉快な生きかた』


2016年

vol.73 2016年12月号
■無用と無名の美 〜河井寛次郎記念館
■石に秘められた学知 〜種村季弘『不思議な石のはなし』

vol.72 2016年11月号
■いかがわしさの引力 〜国立民族学博物館 見世物大博覧会
■?おいしい?紀行文 〜高山なおみ『ロシア日記 -シベリア鉄道に乗って』

vol.71 2016年10月号
■旅路の郷愁 〜京都鉄道博物館
■昭和の人間の強さ 〜竹内海南江『あっというまに』

2016年9月号
配信休み

vol.70 2016年8月号
■夏の思い出
■ほぼ秩序! 〜近藤滋『波紋と螺旋とフィボナッチ』

2016年7月号
配信休み

vol.69 2016年6月号
■アトミック・ムーン 〜杉本博司 趣味と芸術—味占郷展
■大事なことは歴史が教えてくれる 〜磯田道史『歴史の愉しみ方』

2016年5月号
配信休み

vol.68 2016年4月号
■公益とはなにか ~大阪自然史博物館ミュージアムショップの変貌
■解釈不能のデータ ~タイ・トレッドウェル/ミッシェル・バーノン『死刑囚 最後の晩餐』

vol.67 2016年3月号
■子午線上に立つ ~明石市立天文科学館(兵庫)
■現代美術へのチケット ~中ザワヒデキ『近代美術史テキスト』

vol.66 2016年2月号
■ときめくファッション
■禁断の魔法 ~池澤夏樹『池澤夏樹の世界文学リミックス』

vol.65 2016年1月号
■自我から自画へ 〜自画像の変遷
■とりとめなさという贅沢 〜巖谷國士『旅と芸術-発見・驚異・夢想』


2015年

vol.64 2015年12月号
■美酒の奇跡と軌跡 ~『ワイン展』
■贈与の祝祭 ~クロード・レヴィ=ストロース/中沢新一『サンタクロースの秘密』

vol.63 2015年11月号
■反復のススメ
■理知者としてのゴッホ ~木下長宏『ゴッホ〈自画像〉紀行』

vol.62 2015年10月号
■手わざが小手先になるとき ~模倣から盗作の時代へ
■紙芝居的イタリア紀行 ~岡田温司『グランドツアー~18世紀イタリアへの旅』

vol.61 2015年9月号
■地方美術館のたのしみ
■エキストラ化する民衆 ~ギー・ドゥボール著 木下誠訳『スペクタクルの社会』

vol.60 2015年8月号
■『クレオパトラとエジプトの王妃展』 〜ハエの首飾り
■補遺の本意 ~池内紀『悪魔の話』

vol.59 2015年7月号
■「サイ・トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」展 〜オリジナルでないとだめなもの
■身体から数値へ ~石川英輔『ニッポンのサイズ』

vol.58 2015年6月号
■肉筆浮世絵-美の競艶 〜匣入り娘の帰還
■犀と差異 ~グリニス・リドリー『サイのクララの大旅行~幻獣、18世紀ヨーロッパを行く』

vol.57 2015年5月号
■くまのプーさん展 〜凶暴でない熊
■骨なしチキンなどない! ~盛口満『フライドチキンの恐竜学』

vol.56 2015年4月号
■ルネ・マグリット展 ~哲学ではなくイメージ
■「謎」が産み出した科学 ~坂井建雄『謎の解剖学者ヴェサリウス』

vol.55 2015年3月号
■轡十文字 ~不屈と執念の標し
■カゲキでサイコー ~飴屋法水『キミは動物(ケダモノ)と暮らせるか』

vol.54 2015年2月号
■遅咲きの花 ~『バンクス花譜集』展 渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアム
■本のアウラいまだ此処にあり ~港千尋著『バスク七色』

vol.53 2015年1月号
■驚異のグルジアンダンス ~雄々しさのためのポワント
■マッチ一本の軸へのまなざし ~池内了編『雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集』


2014年

vol.52 2014年12月号
■“I can fix” ~ティム・バートンの世界展
■完全は不完全を欠くがゆえに完全ではない ~布施英利『美の方程式』

vol.51 2014年11月号
■本当は怖いエンターテインメント? ~映画『ドラキュラZERO』
■正解ではない応答 ~森村泰昌『美術、応答せよ!』

vol.50 2014年10月号
■数値の訴求力という幻惑
■特殊化しないという進化方法 ~松原 始『カラスの教科書』

vol.49 2014年9月号
■わからなさを敢然と保存する意志
■身体と死体の間に ~養老孟司『身体巡礼 -ドイツ・オーストリア・チェコ編』

vol.48 2014年8月号
■修正加工ありきの生身女子よりも… 〜『人造乙女博覧会IV』
■死神と神の間 〜坂本眞一『イノサン』

vol.47 2014年7月号
■栄光の縮図としての衣装 ~魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展
■重くて高い本気の本 ~ロバート・ハクスリー『西洋博物者列伝 ~アリストテレスからダーウィンまで』

vol.46 2014年6月号
■祭りのあと ~映画『ケルトゥ 愛は盲目』
■時めきの記録 ~中牧弘允『カレンダーから世界を見る』

vol.45 2014年5月号
■超デジタルはアナログ?
■晴れ晴れと彼岸へ導くもの ~木葉井悦子『ぼんさいじいさま』

vol.44 2014年4月号
■『進撃の巨人』と脳内の小人
■筋の通ったキテレツさ ~ナイジェル・ホームズ『旅を楽しむ!トリビア大百科』

vol.43 2014年3月号
■美術の殿堂? ~ルーブル美術館
■南の島のスコール ~吉川良太郎原作、黒釜ナオ作画 コミックス『解剖医ハンター』全三巻

vol.42 2014年2月号
■普遍の突出~森美術館『アンディ・ウォーホル展 ー 永遠の15分』
■こんな見かたもあってよい ~大橋巨泉著 大橋巨泉の美術鑑賞ノート4『印象派こんな見かたがあったのか』

vol.41 2014年1月号
■永遠の未完~テオ・アンゲロプロスの遺作公開
■やわらかく世界を慈しむために ~松村一男『この世界のはじまりの物語』


2013年

vol.40 2013年12月号
■iPhoneことはじめ
■冬の夜に知のアルケミーを… ~ダウド・サットン『イスラム芸術の幾何学』

vol.39 2013年11月号
■ひとつの“プロフェッショナルの流儀” ~映画『世界一美しい本を作る男-シュタイデルとの旅』
■結局よくわからないワイン ~石田博『10種のぶどうでわかるワイン』

vol.38 2013年10月号
■コスプレという身体技法(2013第20回比較文明学会関西支部での発表の要約の要約)
■真摯なる科学的思考 ~石浦章一『サルの小指はなぜヒトより長いのか』

vol.37 2013年9月号
■神のみぞ知る…
■座れる画家のオランダ芸術 ~カレル・チャペック『オランダ絵図』

vol.36 2013年8月号
■「楽しかったから、いい。」~映画『スタンリーのお弁当箱』
■10皿では足りない美味しさ ~宮嶋勲『10皿でわかるイタリア料理』

vol.35 2013年7月号
■ブルジョワの強度 ~金沢21世紀美術館 『内臓感覚』展
■探偵もところかわれば ~バルドゥイン・グロラー『探偵ダゴベルトの功績と冒険』

vol.34 2013年6月号
■アマゾンに家畜はいない!? ~「アマゾンの生き物文化」
■本の本分 ~アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ『そのとき、本が生まれた』

vol.33 2013年5月号
■「見えない翼」としての知
■ことさらに思い出される記憶 ~四方田犬彦『ひと皿の記憶ー食神、世界をめぐる』

vol.32 2013年4月号
■IKEAというテーマパーク
■お行儀の悪いジャンクフードのおいしさ~ 『《医》をめぐる言葉の辞典』

vol.31 2013年3月号
■ヴェサリウスの猟奇と科学
■暗部の豊穣 ~加賀野井英一『猟奇博物館へようこそ』

vol.30 2013年2月号
■政治が敗北するとき ~映画『東ベルリンから来た女』
■結局は眠ってしまう人体 ~坂井建雄『面白くて眠れなくなる人体』

vol.29 2013年1月号
■大地を駆けられない死体 ~国立科学博物館 地球館3階“大地を駆ける生命”展示
■孤独のブラッシュアップ ~山折哲雄『ひとり達人のススメ』


2012年

vol.28 2012年12月号
■健康ブームという不健康
■亀山哲郎『やってくれるね!ロシア人』

vol.27 2012年11月号
■冬のはじまり ~聖マルティンの日とホイリゲ解禁
■港千尋『ヴォイドへの旅』

vol.26 2012年10月号
■クンストハウスグラーツ(オーストリア)
■高山宏『夢十夜を十夜で』

vol.25 2012年9月号
■わたしが外国語をかじる理由
■博覧“狂“”記 ~由良君美『みみずく偏書記』

vol.24 2012年8月号
■たちずさむ渡り鳥 ~コウノトリについて
■表層の深層 ~傳田 光洋『賢い皮膚』

vol.23 2012年7月号
■不動の黒 ~お歯黒という化粧文化
■疫病神も神は神 ~アレクサンダー・ヴェルナー『カルロス・クライバー ある天才指揮者の伝記(下)』

vol.22 2012年6月号
■靴みがきと羊飼い ~アキ・カウリスマキ監督作品『ル・アーヴルの靴みがき』
■「食」は「人」に「良」いものか…? ~西江雅之『食べる』

vol.21 2012年5月号
■骨のある展覧会~東京大学伊藤国際学術研究センター『生きる形』展
■過ぎたるは猶… ~エマミ・シュン・サラミ『イラン人は面白すぎる!』

vol.20 2012年4月号
■人工庭園の奇想 〜ユベール・ロベールー時間の庭
■愛する人の死を超えるために 〜マリ=フレデリック・バッケ/ミシェル・アヌス著 西尾彰泰訳『喪の悲しみ』

vol.19 2012年3月号
■人はふたたび自分へ 〜『汽車はふたたび故郷へ』
■知の保存と修復の可能性 〜アニー・トレメル・ウィルコックス『古書修復の愉しみ』

vol.18 2012年2月号
■「太陽のくしゃみ」 〜オーロラの世界
■死のマニュアル再読 〜竹下節子『ヨーロッパの死者の書』

vol.17 2012年1月号
■デュシャンのダダ
■何もかもイヤになった本 〜小島剛一『トルコのもう一つの顔』


2011年

vol.16 2011年12月号
■イスラームのアラベスクにおののく
■ちぐはぐさに揺れる 〜東野翠れん『イスラエルに揺れる』

vol.15 2011年11月号
■いけしゃあしゃあの美学 〜「インド ポピュラー・アートの世界」展
■斜交いから差し込む中間者 〜海野弘『おじさん・おばさん論』

vol.14 2011年10月号
■ ウィーン造形美術アカデミー絵画館再訪
■読後は、あらぶるこころ? 〜曾野綾子『アラブのこころ』

vol.13 2011年9月号
■見知らぬ異形/未知なる偉業 〜カール・ヴィルヘルム・ディーフェンバッハを(これから)観る
■あいかわらずの雑食読みのための珠玉 〜鴻巣友季子『全身翻訳家』

vol.12 2011年8月号
■コペルト装本 〜覆い被さるものと発見されるもの
■「他人に理解してもらわなければいけない言葉」〜井上ひさし『日本語教室』

vol.11 2011年7月号
■冷たいラブレター 〜「フェルメールからのラブレター」展
■鹿島茂『フランス歳時記』

vol.10 2011年6月号
■封印された春 〜ジョゼフ・クーデルカ「プラハ1968」展
■“不動の青、変動の緑、大胆な赤、悲嘆の黒、労苦の茶…”徳井淑子『色で読む中世ヨーロッパ』

vol.9 2011年5月号
■入場料のいらない観光 〜建築物探訪
■ノアの方舟に乗らないという自由 〜アンディ・ライリー『自殺うさぎの本』

vol.8 2011年4月号
■フェルディナント・ホドラー 〜明晰すぎる病
■神童の意外な食生活 〜関田淳子『モーツァルトの食卓』

vol.7 2011年3月号(地震のため翌月配信) ■パウル・クレー 〜復讐の浄化
■デザイン学ことはじめ 〜矢田部英正『椅子と日本人のからだ』

vol.6 2011年2月号
■ベルニーニの自画像
■旅の抗うつ剤 〜宮田珠己『ときどき意味もなくずんずん歩く』

vol.5 2011年1月号
■AD2010、AKB48というアイコンの散開
■螺旋から飛び出す『ヨーロッパの形』 〜篠田知和基『ヨーロッパの形〜螺旋の文化史』


2010年

vol.4 2010年12月号
■ 横須賀美術館『ラファエル前派からウィリアム・モリスへ』展
■“ささやかな媒体に世界を詰め込んで” 〜種村季弘『好物漫遊記』

vol.3 2010年11月号
■「マネとモダン・パリ」展 展評
■ピーテル・ブリューゲル〜全体性へのクローズアップ
■加門七海『「怖い」が好き』

vol.2 2010年10月号
■マン・レイ 〜無頓着、しかし無関心ではなく
■書物の官能と性能 〜四方田犬彦『人、中年に至る』

vol.1  2010年9月号
■建てずに描く狂気〜ピラネージの紙上建築