12月24日は世間では振替休日らしいが、某大学はキリスト教系にもかかわらず振替休日を休日にするという粋なことをしてくれる。つまり通常出講日だ。♪チャンス到来!
学生はどうだか知らないが、私はダルいとかイヤだとか全く思わない。イレギュラーはのっかるためにある。
それは、私に対する挑戦状としか思えない。
なにか仕込んでやらかすしかないのである。
しかも3、4限が同じ教室で、昼休みと5限は空きではないか。与えられた使命を感じる。
最近の大学生のノリは(前期も書いたが)いいとはいえない。
だからなんだというのだ。
オレはやるぜオレはやるぜ!(『動物のお医者さん』の漆原教授の犬ぞりのハスキー犬風。)
おそろしい忙殺のなか、店舗用のぼりとかツリーとかサンタ人形とかサンタエプロンとかサンタ帽子とかデコレーションとかを夜な夜な楽天で買い占めた。もったいないからぜひ来年も使いたい…。
ミニスカエロサンタ衣装とかやりたいが、だめだ、客席とかぶる。
♪若いコには負けるわ
よし、半ズボンだ。ニシカワタカノリには負けないわ。
(どういう論理なのか。)
(いや、だってBurnin’Xmasコス↓は搬入が大変すぎる。)
これ、衣装は元相方のです。私の製作衣装は白バージョン。
(ホワブレコス↓は、胸部が…コミケのイエローカードでは済まないだろう。)
当たり前だが講義自体はきちんと遂行せねばならない。それが第一の公務であり責務である。音楽論とオランダ絵画についてしゃべらねばならない。ここはコスプレ会場でも屋上コスプレ広場でも後楽園コスプレフェスタでもないのだ。キラン。
ひそかに潜入していた卒業生タラコをめざとく客席に発見。今日のカメラマンを確保。
で、半ズボンだ。ニシカワ的に言うと「半ズボンの神が降りてきた」のだ。
悪巧みをしている顔(嘘です)。
「いいかお前ら、オレがセンターだぞ!」(嘘です)。
UTAGEのあと。リア充女子大生の撤収は早い。きょうはありがとう。げんきでね。
まあいい、オレは満足である…。
(私以外のお客さんの顔が極力分からないように配慮しましたがもし問題あれば言ってください。)
また怒られたらどうしよう。でも割と真面目に講義はしているのです。
ただ生きてるだけで後ろ指さされるような人生だから(笑)、だからこそきちんと押さえるところは押さえるし、クォリティの基準は自分で高く設定してキープする。無理目が狙い目。保護色をまとうのでなく、媚びを売るのではなく、たとえ風当たり強くてもそれが私の行くべき道。
昼休みに仕込みをしていると、ただ単に空き教室で弁当を食べていただけの学生が「この授業おもしろそう…」とつぶやいていた。おもしろくするんですよ、魔法ではなくアナログな人力で。