メニュー 閉じる

ハッピーベアル

某大学の堺キャンパスに出講途中、インパクトの強い列車を目撃。
思考停止のブルーカラーに白いどうぶつの絵が大書してある。ありがちな広告文や企業名の類いが一切ないのが潔い。
ツイッターでつぶやいたところ、即座に情報がよせられた。泉北高速鉄道の「ハッピーベアル」号である。
私がまったく頓着しなかっただけで、よく知られた由緒ある車両のようだ。クマ(猫か犬かと最初思った)の部分のインパクトが強すぎて人間キャラ部分を見なかったが、確かに松本零士氏の絵だ。笑っているクマの目の上に運転手さんが来るのだが、わりと真面目な顔をされていて(あたりまえ)、ぽかんとする。
奇しくもその翌日、長野駅ではホンモノのクマが出現して大騒動となっていた。
ホンモノのクマは恐ろしいのに、電車に描かれたクマはもてはやされる、クマのプーさんは人を襲わない。
ホンモノのネズミは汚くて疎まれるのに、ミッキーマウスはアイドルである。
なんという表象イメージの楽園…、てなことをちょっと考える。
ついでに、公共の機関や都市の建築物がやたらと遊戯化することも私は憂う。
ゆるキャラが捏造(一生懸命考えた結果のキャラでなく、最初からいい加減さや不完全さを目論んでツッコミねらいウケねらいのあざといヤラセ感)されて濫立するのも食傷気味。パンダやポケモンが塗装された航空機に、なんだかえげつない絵と広告入りの電車、商業ビルのてっぺんの観覧車、萌え絵だらけの広告物、なんちゃって感満載のホテルやレストラン…。この国は子どもっぽいのか境界線が緩いのか。
まあ、ハッピーベアルのストラップをゲットしたのだけれど。
そして嬉々として速攻で携帯につけたのだけれど。
誰よりも私が脳天気で子どもっぽいのだけれど…w。
いいのだ。大人げなさを楽しめるのは大人の特権なのだ。
121011_1852~01.jpg
ワーイ!って後先考えずにさっさと携帯につけてしまってから、携帯で撮影しようとするとこうなる…笑。

関連記事