色んなことがこれで最後かもしれないと思いつつなんとなく20年近くフリーターをしている…。半年後の自分がどうしているか本当に分からないスリル。
いや、半年後はおろか、3日後の自分が想像できない生活。
たとえば東京でライブをするために羽田行きの飛行機に乗る。
いつも上空で思うのだ。
2日後の帰路便のときの私はどんな人なんだろう、と。
何を話して、どんなライブになって、どんな展覧会を見て、何を掴んで戻ってくるのか。まったく予測見えない。2日後に伊丹行きの飛行機に乗る時にはそれらを全部知っている自分になっているはずなのだが、夢みたいだなと。眩しいな、と。
その連続。
先週の自分が知らなかったことを今週の自分は知っているという不思議さに目眩がする。
来年のハロウィンはどこでどうしてるんだろう、と去年もそういや思った。
明日をも知れぬ非常勤ナガシだからこそ、真剣に遊ぶのだ。
ヘヴィな境遇ゆえにライトなフットワークは可能になる。
で、2014にもハロウィンは来ました。
この白衣は医療側でなく患者側のコスなのですが、何でもまあいい。
市販品に穴あけたり斬ったり縫ったり塗ったりしてカスタム。
ナース服と水兵服は割愛しますぜ。アウェイだったので。
女学院さんのハロウィンパレードは盛大で、みなさん美形なので目に良いですね。すみませんね、青春の幻影で。時の中を旅する女なので年齢はいいじゃないか。15年前以上前の手製の衣装ですが、微修正しました。ファー外すの面倒でしたがバランス的に裾を4センチほど上げました。
でももうこのウィッグ限界です。介護なしで歩けない。
重量で後ろに引きずられるのを首で支え続けるのですが、翌日から首痛です。
来年は(私に来年などあるのか…?)、もう着ぐるみにしたい。スパーキーとかになります。誰か首輪引いてね。いや、テッドのほうが楽だな。いや、鉄仮面かぶってスケバン刑事もいいな。(すみませんすみません、やってそうでコワいです。もうアヤナミはやらないように衣装ごと譲りました。)
ハロウィンもここ数年で急激に日本的な拡散を見せていて、臨界点のようです。SNSの発展と並行するようですね。アップする写真の格好の題材としてもいいのでしょう。単にたまった鬱憤をはらす口実として利用されている側面も見えてきました。形骸化した「ええじゃないか!」的様相。ネット上でも匿名武装するような層が仮装して悪事をはたらく日にならぬよう。
ルールあってのゲームの快楽。
ハロウィンの翌1日は万聖節。すべての聖人を崇める日に街がゴミだらけだったりする愚行はいただけません。
さて、街の変わり身の早さと商業主義は異常。すでにクリスマスのようです。