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『書物〜繙かれた襞、読まれる感応〜』

本というエロティックな襞から見る文化史。本当は本とは何かについてのほんのちょっとした話。考えられ、書かれ、刻まれ、編まれ、刷られ、巻かれた束を「書物」という。書物の起源を知ることは人間の知性の起源を知ることである。デジタルな情報時代だからこそ、ハードとしての紙の書物が本来持っていた凄まじい技術と英知を再考したい。パピルスの時代から話を興し、「文化としての書物」に加えて「物質としての書物」について展開していく。
(2010年のスクエア54『書を巡る旅』、近畿大学ならびにIAMASでの公演の改訂再演。前公演の後半部分、西洋絵画に見られる書物についてを割愛し、本題の書物の歴史に話を特化する…予定。)

2012/04/02(月)
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第4会議室
講演:19:00〜21:00

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