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『風景の誕生〜バロック美術からアンゲロプロス映画まで』

西洋美術史のなかで最初に真の風景が描かれたのは16世紀頃である。未知の神や英雄の肖像や歴史的な場面でなく、何の変哲もない風景が“絵になる”ということは何を意味しているのか。個でなく風景全体をまなざす“引き”の視線は、いわば世界全体をクローズアップする視線である。ブリューゲルなどの絵画の風景の誕生から、現在クローズアップを一切使わない映画監督アンゲロプロスまでを文字通り概観する。

2011/10/20(木)
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第3会議室
講演:19:00〜21:00

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