AKB48のヒットは決して”fad”でも”boom”でもない。大輪の一輪咲きを愛でる国と違って桜好きの日本人は、いろんなものが一ヶ所に集まる詰め合わせ状態と幼く未完成で欠陥のあるかわいい様態を好む。作り手先行の歌謡曲から受容者先行のJ-POPへ至る変遷と日本の嗜好の変化を重ねつつ、表層志向とメディアのタッグから生まれた国民的「アイドル」AKB48から、現代日本のスタンスをスコープ、いやスクープする。
(5/8大阪のほぼ再演。今まで行ったライブと内容が一部重複することがあります。)
2012/07/01(日)
会場:東京都現代美術館 第二研修室
11:00〜13:00