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『醜さのむこうの崇高〜ドイツ絵画』

イタリア絵画の天上的な感じや北方系の自然に即く作品などを取り上げてきて、ふと、ドイツ絵画とは何かと。人間的の意味合いがイタリアルネサンスのそれとはまた別のように思われる。一義的に網膜に幸福を与えるものはもしかしたらドイツ絵画には少ないかもしれない。しかし、人間とは、無責任に見るだけなら天国より地獄を覗きたいタチなのではなかろうか。
昨今注目しているデューラーからはじまって、最近とみに気になるクラナッハなどを眺めつつ、ドイツ絵画に特化した「新曲」。そこにある内面性とゴシック性がいかに世界性に開かれるか、ドイツ哲学やドイツ的教養(bildung)と絡めて考える。

2016/01/22(金)
大阪市立総合生涯学習センター 第7研修室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

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